オープンソース
「VirtualBox 6.1.0」リリース
VirtualBoxの最新版、「VirtualBox 6.1.0」が12月11日(現地時間)リリースされた。
VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。
VirtualBoxでは、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などが可能。3Dアクセラレーションをサポートしており、64ビットゲストにも対応している。
「VirtualBox 6.1.0」では、ユーザインタフェースが一新され、マシングループの扱い、仮想マシンの検索などの利便性が向上した。また、「Oracle Cloud Infrastructure」との連携が強化され、仮想マシンのインポート対応・エクスポート対応が強化された。その他にも、第5世代 以降のIntel CPUでネストされたハードウェア仮想化がサポートされ、新しい3D対応(VBoxSVGAおよびVMSVGA)が必須となるなど、さまざまな改良が施されている。
VirtualBoxはWebサイトから入手できる。非オープンソースのバイナリが含まれる「Extension Pack」は、個人利用に限り無償で利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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