セキュリティ

ネットエージェント、自宅へ持ち帰った業務ファイルを消去・回収するソフトウェア「Work/Life Separator」を発売開始

ネットエージェントは6月2日、自宅へ持ち帰った業務ファイルを消去・回収するソフトウェア「Work/Life Separator」の発売開始を発表した。

最近では、メールやUSBメモリにより、業務用のファイルを自宅に持ち帰り、自宅で作業の続きをしてまた会社に送るというケースが増えている。しかし、一旦作業をした業務ファイルが自宅のパソコンに残ったままの状態、というケースが多いのが現状で、Winnyなどに代表されるP2Pファイル共有ソフト経由の情報漏えい事件が多発している。

「Work/Life Separator」は、自宅のPCにCD-ROMをセットすることで、会社関係のファイルを自動的に見つけ出し、ファイル回収専用サーバにそのファイルをアップロードするソフトウェア。自宅PCからはファイル復旧ソフトを使ってもファイルが復元できないよう、完全に削除する。暴露ウイルスの感染暦も調査可能。

「ファイル回収サーバ」は、WebDAVサーバで128bit暗号鍵を利用したSSL通信のみを許可し、1つのCD-ROMに1つ割り当てられるIDごとにディレクトリが作成される。

対象ファイル形式は、Microsoft Word/Excel/PowerPoint、リッチテキスト、一太郎、PDF、HTML、Lotus-123、Outlook Express (.eml, .dbx)など。

(川原 龍人/びぎねっと)

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