オープンソース
サイバートラスト、システム監視ソフトウェア「MIRACLE ZBX 4.0」コミュニティ版を発表
サイバートラストは11月7日、オープンソースの運用監視ソフト「MIRACLE ZBX 4.0」コミュニティ版を発表した。
「MIRACLE ZBX 4.0」コミュニティ版は、オープンソース統合監視ソフトウェアの最新版「Zabbix 4.0」をベースに、独自の機能拡張を加えたもの。主な機能強化点はアラートメール停止機能。「アラートメール停止機能」は、監視機器に障害が起こきたときに管理者に送られる障害内容のメッセージやメール送信について、大量に障害が発生した際に同じ内容のアクションが大量に流れてしまい本当に必要なアクションを大量に発生したアクションが実行されるまで待ち続ける必要があったものを、任意で選ぶことによって停止することができ、必要なアクションの取得を可能にするというもの。何万件も不要なアクションが発生し、情報の取得が困難になっていたデータセンタやネットワーク管理者の利用に向いている。アクション停止機能の実装により、大量に障害が発生した際でも「MIRACLE ZBX 4.0」で安定したシステム監視の継続を実現する。
その他にも、「MIRACLE ZBX」で利用できる、様々なOSが混在する環境でもインストール後すぐに暗号化通信が使用可能なセキュリティ強化機能も引き続き利用できる。重ねて、Zabbix 3.2、3.4、4.0 のリリースで実装された「WebFrontエンドデザイン」を刷新し、タグベーストリガー機能等のパフォーマンス改善機能も使用可能となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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