オープンソース

Webアプリケーションテストフレームワーク「Selenium 3.0」リリース

Selenium HQは10月13日(現地時間)、Webアプリケーションテストフレームワーク「Selenium 3.0」をリリースした。

「Selenium」は、WebサイトおよびWebアプリケーションテストフレームワーク。Webブラウザを介して、WebサイトやWebアプリケーションをテストする形になる。Seleniumは、自動化されたテストを行うため、テストを繰り返し行うこともできる。機能追加・バグ修正時に、他の機能に影響がでていないかを再帰試験によって確認できる。

「Selenium 3.0」では、Selenium Coreに代わり、WebDriverを使ったバックエンドが中心技術として採用されている。これは従来から提供されてきた「WebDriver-Backed Selenium」と同じもの。WebDriver APIのユーザはこのバージョンをほぼそのまま利用できるが、Selenium RC APIのユーザは影響を受ける。その他、安定性の向上なども図られている。

Seleniumは、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
アナウンス