オープンソース

アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.7」リリース、ライセンス形態が大幅に変更に

Digiaは6月16日(現地時間)、アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.7」をリリースした。

Qtは、C++言語で実装されたアプリケーション・ユーザインタフェースフレームワーク。X Window Systemで利用されるGUIツールキットなどの用途で広く利用されているのみならず、GUI以外のアプリケーションでも利用されている。

「Qt 5.7」では、ライセンス形態が大幅に変更されており、フレームワークやライブラリはLGPLv3、ツールはGPLv3での公開となる。今回のライセンス変更によって、従来は商用版でのみ提供されていた「Qt for Application Development」のほとんどの要素がオープンソース版でも提供されるようになる(現時点では「Qt Quick Compiler」などの例外もある)。

「Qt 5.7」は、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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