オープンソース

長期サポート版となるアプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.6」リリース

Digiaは3月16日(現地時間)、アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.6」をリリースした。

Qtは、C++言語で実装されたアプリケーション・ユーザインタフェースフレームワーク。X Window Systemで利用されるGUIツールキットなどの用途で広く利用されているのみならず、GUI以外のアプリケーションでも利用されている。

「Qt 5.6」は、サポートが3年間継続して提供される長期サポート版(LTS版)としてリリースされた。Windows10への対応がフルサポートとなったほか、全てのプラットフォームで高DPI画面をサポートするなど、機能強化と安定性向上が施されている。

Qtには、商用版とオープンソース版があり、オープンソース版のライセンスはLGPLおよびGPLv3。オープンソース版の「Qt 5.6」は、Webサイトから無償で入手できる。また、商用版にはスタートアップ(Start-Up)が加わっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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