オープンソース

Linux上でWindowsアプリケーションを動作させるソフトウェア「Wine 1.8」リリース

Wine HQは12月19日(現地時間)、x86アーキテクチャ上の LinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェアWineの最新版、「Wine 1.8」をリリースした。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

Wine 1.8では、「DirectWrite」と「Direct2D」が実装された。そのほか、グラフィックや音声ドライバなどに強化が施されている。MacOS Xの64bit アーキテクチャにも対応した。

Wine 1.8は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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