オープンソース
UNIXカーネルサービスシステム「GNU Hurd 0.7」リリース
GNU.orgは10月31日(現地時間)、独自のUNIXカーネルサービスシステム「GNU Hurd 0.7」をリリースした。
GNU Hurdは16年ぶりに公開された前バージョンから約1年半での新版リリースとなる。コードの整理やバグ修正が行われているとのこと。
GNU Hurdは、マイクロカーネルであるMach、および、Mach上で動作するサーバ群の「Hurd」によって、カーネルと同等のサービスを提供する。シンプルなシステムの提供を目指している。
「GNU Hurd 0.7」がサポートしているアーキテクチャは、x86(32bit)のみ(x86_64版は開発中)。rpcscanという、Machサーバをスキャンするツールをサポートするなどの変更が加わっている。
GNU Hurd 0.7は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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