オープンソース

脆弱性の修正が施された「Git 2.14.1」リリース

バージョン管理システムGitの最新版、「Git 2.14.1」が8月4日(現地時間)リリースされた。

Gitは、Linux kernelのソースコード管理を目的として、Linus Torvaldsらによって開発が開始された、高速の分散型バージョン管理システム。ワークディレクトリがすべてのリポジトリ履歴を持っているため、中央サーバへのアクセスを行わなくてもリビジョン間の履歴を調べることができる。

「Git 2.14.1」では、「ssh://」URLハンドリングに存在していたshellコマンドインジェクションの脆弱性が修正されている。今回修正された脆弱性を悪用されると、特定の条件で不正なユーザ権限でのコマンド実行が可能になってしまう危険があるため、ユーザはアップグレードが推奨される。

「Git 2.14.1」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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