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アップル、Webブラウザ「Safari 4」のパブリックベータ版を発表
アップルコンピュータは2月24日、Mac OS XとWindows向けのWebブラウザ、「Safari 4」のパブリックベータ版を発表した。
Safari 4では、新たに「Nitroエンジン」を採用。これにより、JavaScriptの実行速度が、Safari 3に比べ約4倍速くなっているという。また、Top Sites、Full History Search、Cover Flow、Tabs on Topなど、ブラウジングを直観的なものにする新機能が搭載されている。Top Sitesを使うと、頻繁に訪問するページのビジュアルプレビューを見ることができる「Top Sites」、最近閲覧したページのタイトルやWebアドレス、テキスト全体を検索できる「Full History Search」、Web履歴やブックマークをめくるように見ることができる「Cover Flow」、タブを使った閲覧を直観的に行なうことができる「Tabs on Top」などが新機能として採用されている。
Safari 4のシステム要件は、Mac OS X Leopard 10.5.6およびSecurity Update 2009-001またはMac OS X Tiger 10.4.11、および最低256MBのメモリが必要。Windows用Safari 4の利用には、Windows XP SP2以降またはWindows Vista、および最低256MBのメモリと500MHzのIntel Pentiumプロセッサ以上が必要。
なお、今回のSafari 4のリリースはパブリックベータ版であり、開発・テスト向け以外の利用は推奨されていない。Safari 4のパブリックベータ版は、Webサイトから無料でダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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