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GDEPソリューションズ、StarNet CommunicationsのLinuxサーバ高速リモートアクセスツール「FastX」の国内販売を開始

GDEPソリューションズは1月11日、StarNet CommunicationsのLinuxサーバ高速リモートアクセスツール「FastX」の国内販売を開始すると発表した。

「FastX」は、Xプロトコルを改良したFastXプロトコルを使用することで、オンプレミスやクラウド環境などにあるハイエンドのLinuxアプリケーションを、PC、タブレット、スマートフォンなどから、クライアント性能やネットワーク帯域を問わずに利用できるようにするツール。これにより、今後ニーズが高まると予想されているハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)上でのLinuxアプリケーション利用が可能になる。

背景は、ビッグデータ解析、ディープラーニングなどの人工知能、CAD/CAM/CAEなどで、高性能サーバ機のニーズが高まっていることにある。これらサーバ機のOSは多くの場合がLinuxであるため、Windows PCなどからLinuxサーバを操作できるツールへの期待が高まっていたという。これに対して 「FastX」 は、Xプロトコルの代わりにどのようなネットワーク環境下、クライアント環境でも実行できる、オリジナルの「FastX」プロトコルを使用し、3D/OpenGLレンダリングにも対応したハイパフォーマンスでの表示・画面操作を実現した。

価格は1ユーザ39,800円(税別、初年度メンテナンス含む)。無償評価版も用意されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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