セキュリティ情報

Linuxカーネルに脆弱性、KVMを有効にしている場合に攻撃を受ける可能性

Linux kernelに2件の脆弱性が報告された。これらの脆弱性は、KVMを有効にしている場合に問題となる。「CVE-2016-10150」は、KVMを有効にしている場合に、Use-After-Free攻撃によるDoS攻撃またはシステムでの権限奪取を受ける危険のある脆弱性、「CVE-2017-2583」は、KVMを有効にしている場合にDoS攻撃またはゲストOS内で権限奪取を受ける可能性のあるというもの。

Linuxユーザはカーネルにパッチを適用する、各ベンダーから提供されているアップデートを適用するなどの対応が強く推奨される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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Bugzillaによる記事(RedHat)