セキュリティ

「OpenSSL」に複数の脆弱性

「OpenSSL」の各バージョンに複数の脆弱性が発見された。

発見された脆弱性は、CVE-2016-7053、CVE-2016-7054、CVE-2016-7055。重要度は高(High)、中(Medium)、低(Low)。複数の脆弱性が存在するため、ユーザにはアップグレードが強く推奨される。

影響を受けるバージョンは、「OpenSSL 1.1.0b以前のバージョン」「OpenSSL 1.0.2h以前のバージョン」。「OpenSSL 1.1.0系列」の利用者は「1.1.0c」にアップグレードする必要がある。なお、「1.0.2系列」には重要度の低い脆弱性のみ(CVE-2016-7055)が存在するため、公式には次回のリリースで脆弱性が修正されるという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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