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さくらインターネット、国内向けWebコンテンツ配信ができる「ウェブアクセラレータ」のベータテストを実施、10月に正式提供
さくらインターネットは7月28日、国内向けWebコンテンツ配信ができる「ウェブアクセラレータ」を開発し、さくらのクラウドの新オプションサービスとしてリリースした。「ウェブアクセラレータ」は、オープンβテストとして7月28日から9月30日まで無償で提供され、10月1日に正式サービス開始される。
「ウェブアクセラレータ」は、国内向けWebコンテンツ配信サービス。オリジンサーバの内容をキャッシュ配信し、Webサイトのアクセス集中による表示速度の低下やサーバーダウンを防ぐ。キャッシュファイルサイズ制限は1ファイルあたり200MiB、最大キャッシュ保持期間は7日。HTTP・HTTPS のほか、HTTP/2にも対応し、さらなる高速配信が実現できる。配信可能コンテンツに制限はない。
同サービスは、さくらのクラウドのコントロールパネルから登録することで利用できるようになるため、利用開始はスムーズに行うことができる。このため、テレビ番組や有名サイトで紹介されたり、キャンペーン告知などにより突発的にWebサイトへのアクセスが増加した場合でも迅速に対応可能。
利用料金は、オープンβテスト期間中は無料。正式サービスはデータ転送量による従量課金を予定している。
(川原 龍人/びぎねっと)