オープンソース
野村総研、JBossやMySQLを活用した「OSS基盤構築サービス」をパッケージ化し提供
野村総合研究所は10月2日、オープンソース・ワンストップサービスOpenStandiaのサービスのひとつである「OSS基盤構築サービス」を、標準化したサービスパッケージとして提供開始すると発表した。
同社はこれまでもOpenStandiaのサービスのひとつである「OSS基盤構築サービス」を、オープンソース導入時の支援サービスとして個別対応で提供してきた。今回発表された製品は、この経験から得たノウハウをもとにサービスを標準化し、提供する。標準化されたパッケージ型のサービスを活用することで、企業はより手軽にオープンソースの導入を行うことができるという。
提供される標準パッケージは以下の4つ。
○Webアプリケーションサーバ導入サービス・・・TomcatまたはJBossの導入サービス
○Webアプリケーションサーバ基盤構築サービス・・・TomcatまたはJBoss導入に、ApacheやDBMSとの接続の設計、設定作業を加えた、サーバ基盤の設計、構築サービス
○データベース導入サービス・・・MySQL、またはPostgreSQLの導入サービス(パラメータ設計及びインストール作業)
○オープンソース・システム基盤構築サービス・・・TomcatまたはJBoss、及びMySQLまたはPostgreSQLを活用した、Webシステムにおけるシステム基盤全体を設計、構築するサービス。Webアプリケーションサーバ2台、データベースサーバ2台の構成で、冗長性を考慮したシステム基盤を構築する。
価格は「Webアプリケーションサーバ導入サービス」が25万円から、「Webアプリケーションサーバ基盤構築サービス」および「データベース導入サービス」が50万円から、「オープンソース・システム基盤構築サービス」が250万円からとなっている。
(川原 龍人/びぎねっと)