オープンソース

リレーショナルデータベース「SQLite 3.11.0」リリース

SQLite.orgは2月15日(現地時間)、リレーショナルデータベースエンジンSQLiteの最新版、「SQLite 3.11.0」をリリースした。

「SQLite」は、Cで実装されたRDBMS。軽量であり、中小規模のデータベースに向けて開発されている。APIはシンプルで、ライブラリを呼び出すだけで利用できる。データの保存には単一のファイルを利用する。種々のアプリケーション、Perl、Python、Rubyなどの言語からの利用も可能。

「SQLite 3.11.0」では、WAL(Write-Ahead Logging)が強化されたほか、FTS5にdetailオプションが付け加わる、PRAGMA同期でEXTRAオプションが導入されるなど、複数の変更が施されている。

「SQLite 3.11.0」は、Linux、Mac OS X、Windowsに対応しており、プロジェクトのWebサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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