オープンソース
HTTPサーバ「nginx 1.8.1/1.9.10」リリース
Nginx.orgは1月27日(現地時間)、HTTPサーバnginxの最新版、「nginx 1.8.1」(安定版)および「nginx 1.9.10」(開発版)をリリースした。
nginxは、ロシアのIgor Sysoev氏を中心として開発されているHTTPサーバソフトウェア。リバースプロキシ、キャッシュ、負荷分散、圧縮などの機能を持っている。また、高速、軽量、安全性などを特徴としており、Facebook、Dropboxなどが導入した実績を持っている。
「nginx 1.8.1」および「1.9.10」は、CVE-2016-0742、CVE-2016-0746、CVE-2016-0747で指摘された脆弱性が解消されている。この脆弱性は、SSL利用に関する脆弱性であり、利用者はアップデートが強く推奨される。
「nginx 1.8.1」および「1.9.10」は、Webサイトから無償で入手できる。Windows、Mac OS X、Linux、FreeBSD、Solarisなどに対応している。
(川原 龍人/びぎねっと)
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