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情報処理推進機構、IoT時代における「セーフティ設計・セキュリティ設計・見える化」導入のためのガイドブックを発行
情報処理推進機構は10月7日、IoT時代における製品やサービスに必要とされる「セーフティ設計」「セキュリティ設計」「見える化」を導入するためのガイドブック「つながる世界のセーフティ&セキュリティ設計入門」を販売開始した。ダイジェスト版は無償で閲覧できる。
「IoT時代」では、異なる製品やサービスがつながることで、予期せぬ不具合が発生するなど安全性(セーフティ)の問題や、インターネットを通じて不正に侵入されるなどセキュリティ上の問題が懸念される。しかし、IPAが行った調査では、すべての企業がセーフティ設計・セキュリティ設計の必要性を認識していたものの、半数の企業が設計ルールを有しておらず、また設計に経営層が関与している企業は約3割と少ないことから、セーフティ設計・セキュリティ設計と見える化の導入を促すことを目的に、ガイドブック「つながる世界のセーフティ&セキュリティ設計入門」を作成した。
同ガイドブックは定価600円(税込)で、IPAのWebサイトとAmazon.co.jpから購入できる。また、同ガイドブックの1章から3章までを一部抜粋した「ダイジェスト版」はWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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