オープンソース
アシストと日本ナレッジ、仮想ブラウザを利用した標的型攻撃対策「ダブルブラウザ・ソリューション」のLinux版を提供開始
アシストと日本ナレッジは10月1日、Ericom社の製品を基盤とした「ダブルブラウザ・ソリューション」のLinux版を共同開発したと発表した。
「ダブルブラウザ・ソリューション」は、業務端末をインターネットから遮断する代わりに、仮想環境上に用意したブラウザを経由して、インターネットへ接続できるようにするという製品。従来のダブルブラウザ・ソリューションは、Windows ServerのRDS(Remote Desktop Services)をベースに構成されていたため、利用ユーザ数に応じてライセンスが必要となっていた。これに対し、今回新たにLinuxで仮想ブラウザを利用できる方式を追加したことにより、Microsoft RDSが不要になり、大きなコスト削減が可能になるという。
同製品は受注を開始しており、11月2日より出荷開始する。
(川原 龍人/びぎねっと)