サーバー/ネットワーク
NEC、大規模仮想化統合基盤向けIAサーバ「Express5800シリーズ」2機種を発売
日本電気(NEC)は6月25日、プライベートクラウドやサービス提供基盤など、大規模な仮想化統合基盤に適した「Express5800シリーズ」の新製品2機種を販売開始すると発表した。
サーバの性能向上に伴い、従来よりも多くの仮想サーバを運用することが可能になる一方、各仮想サーバに割り当てられるメモリ容量や、障害発生時の影響範囲が拡大するなどの事象が課題となっていた。新製品は、メモリ領域の障害対応機能強化や、メモリの最大容量を向上させることで、これらのニーズに応えるという。
ラック型サーバ「Express5800/R140f-4」は、最新CPUの搭載による最大20%の処理性能向上に加え、システムダウンにつながるメモリ障害回避機能の搭載により、可用性を強化した。また、ブレード型サーバ「Express5800/B120f-h」は高速処理に特化し、最新CPUを搭載することで最大40%の性能向上を実現するとともに、基板設計を見直すことで、メモリ最大搭載容量を576GBに向上させた。
価格は、「Express5800/R140f-4」が1,454,000円から、「Express5800/B120f-h」が661,000円から(いずれも税別)となっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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