オープンソース
ソフォス、ロックダウン機能とアンチウイルス機能が連携して動作するサーバ向けクラウド型セキュリティサービス「Sophos Cloud Server Protection Advanced」提供開始
ソフォスは6月15日、ロックダウン機能とアンチウイルス機能が連携して動作するサーバ向けクラウド型セキュリティサービス「Sophos Cloud Server Protection Advanced」を提供開始すると発表した。
「Sophos Cloud Server Protection Advanced」で提供開始されるロックダウンとは、 サーバで実行するプログラムをあらかじめリスト化し、リストにないプログラムを実行させない、 ホワイトリストと呼ばれる方式に基づくセキュリティ技術。このロックダウン機能と、サーバ用のアンチウイルスソフトが連携して動作し、自動的にサーバプログラムのホワイトリストを作成できる。
ホワイトリストの作成は、一般的に担当者が複雑な設定を手作業で行うため、 システムの規模によっては数週間かかる場合もある。アンチウイルスとロックダウンが連携する「Sophos Cloud Server Protection Advanced」は、管理画面のボタンをクリックするだけで一連の作業が実行できるため、セキュリティ専任者の配置が困難な中堅・中小企業においても簡単に多段防御が行える。
「Sophos Cloud Server Protection Advanced」は、Microsoft Windows Server 2008 以降の Windows Server OSに対応しており、 LinuxなどのOSにも順次対応していく予定。「Sophos Cloud Server Protection Advanced」は、クラウド型の統合セキュリティソリューション「Sophos Cloud」のサーバ向け上位ライセンスとして追加される形で提供される。 ライセンス料は1サーバOSあたり年額 21,120円(税別、スタンダードサポート含む)。
(川原 龍人/びぎねっと)