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「OpenOffice.org 3.0」のベータ版リリース、正式版は今年9月頃リリース

OpenOffice.orgは5月7日(現地時間)、オフィススイートOpenOffice.orgの最新版、「OpenOffice.org 3.0」のβ版をリリースした。今回リリースされたのはβ版であり、正式版ではない。正式版のリリースは9月ごろを予定している。

OpenOffice 3.0は、Mac OS Xにネイティヴで対応する初のバージョン(従来はX11を必要とした)。また、OpenDocument Format 1.2をサポートしたため、「.docx」、「.xlsx」ファイルなどに対応している。

また、新機能「Start Centre」が搭載される、機能もいくつか拡充するほか、外観も一新される。新しい機能では、表計算ソフト「Calc」でのユーザ同士のワークブック共有機能や、ワープロソフト「Writer」での複数ページの表示、さらに図形描画の機能改善など、多くの機能向上が施されている。

公開されたβ版の対応プラットフォームは、Linux、Solaris、Windows、Mac OS X。「OpenOffice.org 3.0」のβ版は、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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