オープンソース

「OpenBSD 5.7」リリース

OpenBSD Projectは5月7日(現地時間)、UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 5.7」をリリースした。

「OpenBSD」は、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectによると、「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」だという。対応プラットフォームは、 Alpha、armish、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなど、となっている。

「OpenBSD 5.7」では、同プロジェクトの成果物であるSMTPサーバ「OpenSMTPD 5.4.4」やSSHサーバ「OpenSSH 6.8」が搭載されたほか、インストーラの改善、LibreSSLの改善など、さまざまな改良が施されている。

「OpenBSD 5.7」はミラーサイトから自由に入手できるほか、CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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リリースノート
OpenBSD Project(日本語)