オープンソース
「Apache Hadoop 2.7.0」リリース
Hadoop Projectは4月21日(現地時間)、分散処理フレームワーク「Apache Hadoop 2.7.0」をリリースした。
「Hadoop」は、大規模なデータを処理する際、複数のマシンに分散して処理できるオープンソースのフレームワーク。処理を記述するプログラミングモデル「MapReduce」と、MapReduceで処理するデータを扱う分散ストレージ「HDFS」からなる。
「Hadoop 2.7.0」は、テスト用のリリースであり、実運用に利用することは推奨されていない。「Hadoop 2.7.0」では、Hadoop Common、HDFS、YARNなどに改良が加わっており、NFS Gateway Serverの管理機能も機能強化されている。また、ノードユーザの情報をリアルタイムに表示する「nntop」も追加された。
Hadoopは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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