オープンソース
日本オラクル、最新フラッシュ・テクノロジーにより「Oracle Database」を高速化するx86サーバ新製品を提供開始
日本オラクルは2月16日、最新フラッシュ・テクノロジーによって「Oracle Database」を高速化するx86 サーバ新製品2機種「Oracle Server X5-2」と「Oracle Server X5-2L」 を販売開始した。
両製品は、フラッシュの高帯域化とプロセッサ・コアおよびメモリを増強することで、仮想マシンの高密度な統合を実現し、企業のプライベート・クラウド環境や、クラウド事業者のInfrastructure as a Service(IaaS)に最適なサーバー基盤を提供する。
「Oracle Server X5-2」は、クラスタ構成における「Oracle Database」の実行環境や、高密度な仮想化環境に最適なサーバーとして設計されている。「Oracle Server X5-2L」は、信頼性を備えた「Oracle Database」の構成およびストレージ基盤を単一ノードで実現することが可能となっている。両製品ともに、最新の高帯域フラッシュテクノロジー「NVM Express(以下:NVMe)」を採用しており、最大4個のホットスワップ可能なフラッシュ・ドライブが「NVMe」に対応。従来のフラッシュ・テクノロジーと比較して帯域を2.5倍以上拡張することで、データ処理の遅延が減り、パフォーマンスを向上するという。このテクノロジーと、「Oracle Database」 の機能である「Database Smart Flash Cache」を組み合わせることで、「Oracle Database」をさらに高速化することができる。
最小構成価格は「Oracle Server X5-2」が664,672円、「Oracle Server X5-2L」が758,367円(1プロセッサ搭載時、税別)。
(川原 龍人/びぎねっと)