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JPCERT/CC、「IPv6セキュリティテスト検証済み製品リスト(2015年1月15日版)」をリリース

JPCERT/CCは1月15日、IPv6機器採用の検討資料として利用できる「IPv6セキュリティテスト検証済み製品リスト(2015年1月15日版)」を公開した。

同資料は、IETF発行のRFCやInternet draftsで指摘されている既知の問題から、企業がインターネット接続に使用するルータやL3スイッチなどのIPv6対応ネットワーク機器においてインターネット経由で攻撃が可能な問題を15項目選定し、テスト項目とその検証手順を記した「IPv6セキュリティテスト手順書」を作成した上で、IPv6対応機器ベンダに検証を依頼した。今回公開されたのは、検証結果をリスト化した「IPv6セキュリティテスト検証済み製品リスト(2015/01/15)」。このリストは2013年版が公開されていたが、今回公開されたのはそのアップデート版となる。検証手順の概要を記した「IPv6セキュリティテスト手順書(一般公開版)」は、2014年4月に既に公開されている。

これらの資料は、IPv6対応機器の購入を検討している企業や組織のシステム担当者に、機器選定時の参考資料として利用することが目的となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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