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「Fedora 21」リリース、「Fedora Cloud」「Fedora Server」「Fedora Workstation」の3つのエディションに
The Fedora Projectは12月9日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 21」を正式リリースした。
Fedora 21では、用途に合わせて「Fedora Cloud」、「Fedora Server」、「Fedora Workstation」の3つのエディションが用意されている。
「Fedora 21 Cloud」は、仮想環境の下での動作を前提としたエディションとなっており、ハードウェア向けドライバが削減されている。OpenStackベースのクラウド向けイメージ、パブリッククラウド向けAMI、Dockerコンテナ向けAtomicイメージなどが用意されている。
「Fedora 21 Server」は、Webサーバやネームサーバなどのサーバ向けエディション。IaaS向けのプラットフォームも含んでいる。サーバ管理ツールが更新されており、いくつかの新しい技術が含まれている。
「Fedora 21 Workstation」は、デスクトップ向けのエディションとなっており、実験的ながらWaylandをサポートしている。
Fedora 21のイメージは、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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