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ジュニパーネットワークス、オープンコンピュートプロジェクトのハードウェア設計に 「Junos」を統合したスイッチ「OCX1100」を発表

ジュニパーネットワークスは12月4日(現地時間)、Open Compute Project(OCP)のハードウェア設計にジュニパーネットワークスのキャリアクラス・ネットワークOS「Junos」を統合したスイッチ「OCX1100」を発表した。

「OCX1100」は、Linuxベースの「Junos」を稼働させ、L3ネットワークでの実装に必要な機能を提供する。1Uサイズのスイッチで、10Gbit/秒のポートを48個、40Gbit/秒のポートを6個搭載している。スイッチング性能は最大1.44Tbit/秒。以下の機能をはじめとした多様なオープンソフトウェア・インタフェースおよび自動化機能を提供する。

○カスタムスクリプトおよびアプリケーションと「Junos」の対話を可能にするPythonなどのオープンスタンダード・プログラミング・インタフェース
○自動プログラミングおよびプロビジョニングを可能にするPuppet、Chefなどの「Junos」のツールへのネイティブ・インストールのサポート
○「Junos」ソフトウェア開発キット(SDK)へのリアルタイムな一時テーブル・プログラミング
○サードパーティネットワークOSの分散とローディングにより、ベンダロックインから解放するオープンネットワーク・インストール環境(ONIE)

ジュニパーネットワークスは、大手オリジナルデバイスメーカーであるAlpha Networksとの提携によるハードウェア設計をレビュー用にOCPに提出しており、「OCX1100」の発売までに承認される予定。ジュニパーネットワークスは「OCX1100」を2015年第1四半期に発売し、購入オプションとして従量課金制も設定する予定。

(川原 龍人/びぎねっと)

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