仮想化技術

「Xen 3.2」リリース

The Xen Projectは1月16日(現地時間)、仮想化ソフトウェアの最新版「Xen 3.2」をリリースした。

Xen 3.2では、新たに
○新しいセキュリティフレームワークXSM(Xen Security Modules)の搭載
○ACPI S3への対応
○VGAへの表示の高速化
などが施されている。また、今回試験的に、Intel/AMD CPUのI/O仮想化機能を利用した「PCIパススルー」や「各種ブートローダへの対応」が追加されている。

Xen 3.2では、ソースコードおよびRed Hat Enterprise Linux、Fedora、OpenSUSE向けのバイナリパッケージが用意されている。ソースコードおよびバイナリパッケージは、Webサイトからダウンロード・入手することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
The Xen Project