SUSEは10月27日（現地時間）、SUSE Linuxの最新版「SUSE Linux Enterprise 12」を発表した。

SUSE Linux Enterpriseは、サーバ用途の「SUSE Linux Enterprise Server」、デスクトップ用途の「SUSE Linux Enterprise Desktop」のほか、「SUSE Linux Enterprise Mono Extension」「SUSE Linux Enterprise High Availability Extension」からなる。

「SUSE Linux Enterprise 12」では、Linux 3.12を採用。Dockerがテクニカルプレビューとしてサポートされたほか、システム起動がSystemVからsystemdに変更になった。また、MySQLもMariaDBに置き換えられている。

Server Editionでは、デフォルトのファイルシステムがbtrfsに変更になり、システムロールバックなどが有効になるなど、事業継続性、ローカルシステム管理、相互運用性、クラウドに関連する機能が強化されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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