Project Vineは12月25日、「Vine Linux 4.2」を正式にリリースした。

「Vine Linux 4.2」は、Vine Linux 4.1にセキュリティフィックス・バグフィックスを適用し、ハードウェア互換性向上のための一部のエンハンスメントを施したアップデートバージョン。カーネルやライブラリは4.1から変更されていない。

Vine Linux 4.1 からの主な変更点は次の通り。
○インストーラの改良（各種デバイス自動認識の向上など）
○各種デバイスへの対応強化
○XOrgのドライバ追加
○パッケージの追加および更新
○既存のセキュリティフィックス・バグフィックスの適用
○フォントの更新
など。

Vine Linux 4.1のaptリポジトリは、約１か月後に4.2のリポジトリと同一になり、また今後Vine Linux 4.1/4.0 向けのerrataは4.2と共通で発行されることになる。同プロジェクトは、ユーザに対しVine Linux 4.2へのアップグレードを推奨している。

Vine Linux 4.2はProject VineのWebサイトから無償でダウンロード・利用することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
ニュースリリース