セキュリティ

ラック、検知した自社へのサイバー攻撃情報を公開するセキュリティ施策を発表

ラックは9月26日、セキュリティ対策システムにより検知された自社サーバに対するサイバー攻撃やコンピュータウィルスなどの侵入状況を、「脅威分析情報」として自社Webページで公開することを発表した。企業のセキュリティ施策支援が目的。

「脅威分析情報」は、同社に対して日常的に行われているサイバー攻撃を分析したレポート。同社はセキュリティ監視センターJSOCにより、ファイアウォールや不正侵入検知・防御システム(IDS/IPS)、高度な手口のサイバー攻撃を検知するFireEyeシステムを使ったマルウェア対策システムより、サイバー攻撃を検知し、防御しており、このセキュリティ対策システムにより検知したサイバー攻撃を、ラックのサイバー攻撃の対策部門サイバー救急センターの技術者が手口を明らかにし、分析する。この侵入手口の分析結果を「脅威分析情報」として公開することで、多くの企業のセキュリティ対策の推進する狙い。

この取り組みの成果は、同社が公開する注意喚起情報の中で「脅威分析情報」というカテゴリーに掲載される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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