仮想化技術
ネットワンシステムズ、VMwareとOEM契約を締結、垂直統合製品を販売開始
ネットワンシステムズは9月26日、米VMwareとOEM契約を締結し、2Uサイズのサーバ・ストレージ・ネットワーク・仮想化ソフト・管理ソフトを統合し、高性能な仮想基盤を実現する垂直統合型アプライアンス製品「NetOne Integrated System Appliance for VMware EVO:RAIL」(EVO:RAIL)を、10月1日より国内で販売・出荷開始する。
「EVO:RAIL」は、VMwareのSoftware-Defined DataCenter製品群によって、導入、運用、拡張の簡易化を図り、仮想環境の導入・運用コストを削減できる。2Uの垂直統合製品で、仮想マシン100台や仮想デスクトップ250台を収容可能だという。また、固定構成になっており、設計・構築が最小限で済み、簡単な操作で仮想基盤を15分で導入できる。
また、ユーザの要望に応じて、「セキュリティ・負荷分散などの仮想アプライアンスによる高度な仮想基盤ソリューション」「仮想デスクトップ・コラボレーションツールによるワークスタイル変革ソリューション」「安定稼働向上と運用負荷軽減を実現する遠隔モニタリングサービス」といったソリューションを「EVO:RAIL」に追加して提供する。
将来的には、「EVO:RAIL」を導入したオンプレミス(自社所有)環境と、VMwareのクラウドサービス「VMware vCloud Air」や「EVO:RAIL」を導入したクラウドサービス事業者を、高度なネットワーク技術で連携させることによって、ハイブリッドクラウド環境を構築していくという。
(川原 龍人/びぎねっと)
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