オープンソース

The SeaMonkey Project、「SeaMonkey 2.29」リリース

The SeaMonkey Projectは9月7日(現地時間)、Mozilla Suiteの後継となる「SeaMonkey 2.29」をリリースした。

SeaMonkeyは、Web ブラウザ、メールクライアント、WYSIWYG のWebページ作成機能、IRC チャットクライアントが同梱されている、インターネットスイート。Web開発者向けののインスペクタやJavaScriptデバッガツールも同梱される。

SeaMonkeyは、Mozilla Foundationがスイート製品の開発を中断した際に、Mozillaのスイートコードベースを中核にして開発が進められているインターネットスイート。SeaMonkeyは、先代の Mozilla Application Suite や Netscape Communicatorの外見・操作性を備えつつ、ドラッグ・アンド・ドロップで並び替えができるタブ、電子メールのフィッシング検出機能、複数アカウントを管理するためのグローバルボックス、Scalable Vector Graphics(SVG)のサポートなどの機能が搭載されている。

SeaMonkey 2.29は、Seamonkey 2.26に続くアップデートリリース。「2.27」と「2.28」は、ライブラリのアップデートが追いつかなかったことから、リリースがキャンセルされている。Seamonkey 2.29は、主にセキュリティのアップデートが施されたバージョンだが、いくつかの新機能も搭載されている。。

SeaMonkey 2.29は、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースノート