セキュリティ
アクセス、次世代暗号「Camellia」を標準搭載した携帯・家電向けブラウザ「NetFront Browser」を発表
アクセスは11月30日、携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront Browser」に、次世代国際標準暗号「Camellia」の標準搭載を決定した。また、同日よりWindows Mobile端末向け「NetFront Browser 3.4 テクニカルプレビュー版」の提供を開始した。
「Camellia」は、日本電信電話株式会社と三菱電機株式会社が共同開発した共通鍵ブロック暗号。NetFront Browserには、米国政府標準暗号である「Advanced Encryption Standard (AES)」を既に搭載している。今回、主要オープンソースソフトウェアで採用が進んでいる「Camellia」暗号も新たに標準搭載する。これにより、高度なセキュリティを実現する2種類の次世代標準暗号に対応することになる。
同社は、国内外で4億台以上の携帯端末および情報家電にNetFront Browserをはじめとする各種製品を提供しており、それらの製品を複数の次世代暗号技術に対応させることで、高度情報化社会における安全性の確保されたインターネット閲覧環境の構築に貢献していく。
NetFront Browser 3.4 テクニカルプレビュー版は、(川原 龍人/びぎねっと)
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