オープンソース
NTT、SDNソフトウェアスイッチ「Lagopus」をオープンソースとして公開
NTTは6月6日、OpenFlow仕様に準拠したSDNソフトウェアスイッチ「Lagopus」をオープンソースソフトウェアとして公開すると発表した。公開は7月を予定している。
Lagopusは、データセンタから広域ネットワークまで適用可能なSDNソフトスイッチ。2013年にはプロトタイプの開発に成功しており、7月に公開する見込みとなっている。また、同社はこれまでにSDNコントローラ「Ryu SDN Framework」をオープンソースとして公開しており、これと併せてSDNスイッチのテストセンターを設立し、OpenFlowスイッチの仕様準拠度のテストツール公開、テスト結果の公開などを通して、開発SDNのエコシステムの拡大を促進する。
NTTでは、オープンソースコミュニティを拡大し、技術の普及促進だけでなく、開発者の参画による機能拡張、性能向上の一層の加速を目指す。さらに、オープンソースを活用したビジネスマーケットの拡大も推進し、SDN/NFVに関わる技術発展とビジネスの活性化を目指す。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース