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茅野市、市内の小中学校の教職員用クライアントを「Citrix XenApp」により仮想化

ネットワールドは12月24日、長野県茅野市内にある13の小中学校の教職員用クライアントを仮想化するプロジェクトにおいて、Citrix社XenAppの最新バージョンである「Citrix XenApp 6.5 Platinum Edition」を採用し、実稼働開始したと発表した。

今回採用されたシステムでは、自宅PCからの安全なアクセスを実現するために、SSL-VPNなどの機能を備えた仮想アプライアンス「Citrix NetScaler VPX」を採用。また、仮想化基盤には「VMware vSphere」を採用し、今後のユーザ増加やアプリケーション大型化への対応も可能した。クライアント環境は、ユーザインターフェースが通常のWindowsと同じで、かつ各教職員がそれぞれ自分のデスクトップ環境を持てる。また、市内の全校でフォルダを共有できる仕組みを構築し、学校間をまたいだ情報共有や意見交換などに活用される。

茅野市は、今後、地域教育を支える基盤として、マルチメディアコンテンツやタブレット活用などの新たなニーズへの対応も含めて、今回構築したインフラを活用していく意向。

(川原 龍人/びぎねっと)

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