セキュリティ
日本エフ・セキュア、ISPを通じてセキュリティを提供する「F-Secure PCプロテクションサービス」を提供開始
日本エフ・セキュアは6月22日、SaaS型(Security as a Service)のクライアントセキュリティソリューション「F-Secure PCプロテクションサービス」の提供開始を発表した。
「F-Secure PCプロテクションサービス」は、ISP事業者を提供主体とし、ISPユーザ向けにPCセキュリティを提供するソリューション。ユーザは、ISP事業者に対して回線費用などと同じように月額サービス料を支払うことで、メールやインターネットアクセスをセキュアに利用できる。
「F-Secure PCプロテクションサービス」の特徴は、ユーザ側のサービス導入、管理に対する負荷が大幅に軽減されている点。一旦PCにインストールしてしまえば、自動的にパターンファイルのアップデート、製品の修正、バージョンアップなどが行われるため、一般のウィルス対策ソフトウェアなどと比べ、ライセンス更新作業やバージョンアップの作業にかかる手間が大幅に軽減される。
「F-Secure PCプロテクションサービス」の機能は以下の通り。
○リアルタイム自動保護(ウィルス、ワームなどの侵入をリアルタイムで阻止)
○ホストベース侵入検知機能(ゼロデイアタックに対処)
○ルートキット対策
○高精度スパイウェア検知
○ファイアウォール+侵入防止機能
○アプリケーション制御(ネットワークへ接続するアプリケーションを制御する)
○メール/Webトラフィックのウィルス検査
○ペアレンタル・コントロール(青少年を有害なWebサイトからブロック)
○spam対策
対応OSはMicrosoft Windows 2000、Windows XP、Windows Vista。なお、同サービスは6月21日より栃木県栃木市の栃木ケーブルテレビに提供開始され、逐次他のISP事業者に拡大されるという。
(川原 龍人/びぎねっと)
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