オープンソース
アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.2」リリース、AndroidとiOSに正式対応
Digiaは12月13日(現地時間)、アプリケーション・UIフレームワーク「Qt 5.2」をリリースした。
Qtは、C++言語で実装されたアプリケーション・ユーザインタフェースフレームワーク。X Window Systemで利用されるGUIツールキットなどの用途で広く利用されているのみならず、GUI以外のアプリケーションでも利用されている。
「Qt 5.2」では、5.1で実験的にサポートされたAndroidとiOSに、正式に対応した。これによって、スマートフォンやタブレット向けのアプリケーション開発にも対応した(ただし、Webkitなど一部未対応のモジュールもある)。その他、QML/Qt Quickエンジンなどが刷新されているほか、モジュールの追加、バグフィクスなどの変更が加えられている。
Qtには、商用版とオープンソース版があり、オープンソース版のライセンスはLGPLおよびGPL。オープンソース版の「Qt 5.2」は、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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