仮想化技術

クラウドコンピューティングソフトウェア「OpenStack 2013.1」リリース

The Openstack Foundationは4月8日(現地時間)、クラウドコンピューティングソフトウェアOpenStackの最新版、「OpenStack 2013.1」をリリースした。

OpenStackは、2010年にRackspace CloudとNASAによって開発が開始されたIaaSクラウドコンピューティングプロジェクト。現在では、AMD、Intel、Canonical、openSUSE、Red Hat、Dell、Ciscosystemsなど、150社以上の支援を受けている。

OpenStackは、演算ノードを提供する「OpenStack Compute」やクラウドストレージ「OpenStack Storage」、仮想ネットワーク「OpenStack Networking」、管理インターフェイス「OpenStack Dashboard」など、複数のコンポーネントによって成り立っている。オープンソースのクラウド構築ソフトウェアで、Apache Licenseの下で配布されている。パブリッククラウドも利用できる。

「OpenStack 2013.1」では、それぞれのコンポーネントに機能追加・改善が施されており、数多くの新機能が搭載された。また、セキュリティの向上や不具合の改善も施されている。

Openstackは、GitHubから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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