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メディアドライブ、サーバ向けアプリケーションに名刺OCR機能を付加する「名刺認識ライブラリ v.2.0 for Linux」を販売開始

メディアドライブは3月8日、サーバ向けアプリケーションに名刺OCR機能を組み込む「名刺認識ライブラリ v.2.0 for Linux」を3月18日に発売開始すると発表した。

「名刺認識ライブラリ for Linux」は、サーバ向けアプリケーションに名刺OCR機能を組み込むためのライブラリで、ユーザのソフトウェアや業務システム(たとえば顧客管理システム、グループウェア、受付案内システム)、クラウドサービスなどに名刺OCR機能を追加する。名刺認識機能を持ち、名刺情報を自動でテキスト化して管理することができるようになる。

「名刺認識ライブラリ v.2.0 for Linux」では、日本語の名刺について、認識結果を氏名や社名などの各フィールドへ振り分ける処理や、斜体で記載された英字(URL/電子メール)の認識精度、振り仮名の認識などが改良されている。英語の名刺については、斜体で記載された英字(URL/電子メール)の認識や、これまで対応できなかったアルファベットで記載された日本語住所の認識・振り分けにも対応している。また、新たに中国語と韓国語の名刺も認識可能となった。

価格は本体の開発キットが525,000円、年間保守サービスが105,000円(いずれも税込)。対応OSは、CentOS 5.6/6.0以降、Red Hat Enterprise Linux 5.6/6.0以降(GCC 4.1.2以降が必要)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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