オープンソース

産総研、PXE Terminal Server for HTTP-FUSE KNOPPIXをリリース、KNOPPIX 3.8.2日本語版も公開

産総研は、ネットワーク・ブート可能なHTTP-FUSE KNOPPIXのPXEターミナルサーバを1CDで実現する「PXE Terminal Server for HTTP-FUSE KNOPPIX」をリリースした。また、同時に、1CD Linux「KNOPPIX」の新版、 Linuxの新版「KNOPPIX 3.8.2日本語版」の公開も行われた。

「PXE Terminal Server for HTTP-FUSE KNOPPIX」を使うと、1CDでHTTP-FUSE KNOPPIXのPXEターミナルサーバとなることができる。クライアントPCは、PXE(ネットワークブート)でHTTP-FUSE KNOPPIXを起動することができる。ネットワークカードが2枚あれば、外部のサーバで公開しているHTTP-FUSE KNOPPIXを中継して、クライアントPCに配信することができるようになった。

一方のKNOPPIX 3.8.2日本語版では、カーネルと各種ソフトウエアのアップデートが施された。また、日本語版では多言語入力フレームワーク「scim」が追加された。今後はscimへの移行が予定されているという。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
産総研(KNOPPIX)
産総研