オープンソース

Secure Boot対応のPCでLinuxをブートさせる「Linux Foundation UEFI Secure Boot System」を発表

Linux Foundationは2月8日(現地時間)、「Linux Foundation UEFI Secure Boot System」を発表した。

Windows 8の登場に伴い、Secure Bootに対応した一部のPCは、Linuxをブートすることができなくなっていた。しかし、今回発表された「Linux Foundation UEFI Secure Boot System」を利用すれば、Secure Bootに対応したPCからLinuxをブートし、インストールできるようになる。

UEFIは、従来の「BIOS」の代替として開発されたファームウェア。UEFIの機能の1つとして、OSのブート時にシグネチャをモニタし、信頼できないものは停止する「Secure Boot」がある。従来のLinuxでは、Secure Bootに対応しておらず、ブートできないという問題が存在した。「Linux Foundation UEFI Secure Boot System」を利用すれば、この問題は解決するという。

「Linux Foundation UEFI Secure Boot System」は、開発者の1人、James Bottomley氏のWebサイトを経由して入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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