三技協は11月29日、USBスティックタイプのシンクライアントモジュール「ThinStick」を、12月1日に発売開始すると発表した。

同製品は、USBタイプのスティックシンクライアントモジュール。PCのUSBポートに差し込むだけで、PCをシンクライアント化できる。シンクライアント化されたPCには、物理的に一切の情報が記録されない。また、ThinStick自身もUSBメモリーではないため、情報の記録はできない。このため、データの漏洩などのリスクが大幅に減少する。新規で専用のPCを購入しなくてもシンクライアントを利用できるほか、一時的にシンクライアントとして利用することも可能。

製品形態はUSBインターフェイス互換フラッシュメモリであり、OSとしてkernel 2.4系列をベースとしたLinuxを採用。容量は512MBだが、全てシステム領域でありUSBメモリとしては利用できない。

対応ネットワークは、有線LAN（10MB/100MB/1G）、無線LAN（802,11a,b,g）、PPP、PPPoE、PPTP-VPN、PlatformV System連動。なお、PC及びネットワーク構成、チップセットなどにより動作に制限がかかったり、動作しない場合がある。

（川原 龍人／びぎねっと）

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