開発

様々なプログラミング言語に対応したコンパイラ基盤「LLVM 3.2」リリース

LLVM Developer Groupは12月21日(現地時間)、「LLVM Compiler Infrastructure(LLVM) 3.2」をリリースした。

LLVM(Low Level Virtual Machine)は、コンパイル時、リンク時、実行時など、さまざまな時点でプログラムを最適化するよう設計された、さまざまなプログラミング言語を網羅しているコンパイラ基盤。仮想マシンをターゲットとした中間言語を生成し、その仮想マシンに向けたコードを特定のコンピュータに最適なコードに変換する。この作業は言語・アーキテクチャの双方から独立しているため、様々な言語およびアーキテクチャに対応できる仕組みになっている。

「LLVM 3.2」では、SROAモデルによる最適化を実装。NVIDIA CUDAおよびOpenCLコンパイラでは、本バージョンでは「NVPTXバックエンド」が利用されるようになった。

「LLVM 3.2」は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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