オープンソース

「OpenBSD 5.2」リリース

OpenBSD Projectは11月1日(現地時間)、 UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 5.2」をリリースした。

今回のリリースでは、pthreadsスレッドがユーザレベルからカーネルレベルスレッドに移行した。この変更により、複数のCPUコアをより効率的に利用できるという。また、ハイバネーションのサポートなども施されている。その他、搭載されているソフトウェアのアップデートも行われている。

OpenBSDは、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectによると、「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」だという。対応プラットフォームは、 Alpha、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなどとなっている。

「OpenBSD 5.2」はミラーサイトから自由に入手できるほか、3枚組CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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リリースノート
OpenBSD Project(日本語)