オープンソース
Google、Webブラウザ「Google Chrome 21」の正式版リリース
Googleは7月31日(現地時間)、WebブラウザGoogle Chromeの最新版「Google Chrome 21」の正式版(Stable)をリリースした。Windows版およびInternet ExplorerプラグインのChrome Frameは「Google Chrome 21.0.1180.60」、Mac OS X版とLinux版は「Google Chrome 21.0.1180.57」。
Google Chromeは、WebKitエンジンを搭載したWebブラウザ。Webページの表示速度が速い、タブごとに1つのプロセスが割り振られる、などの特徴がある。Windows版、Linux版、Mac OS X版、それぞれのOSに対応した版が公開されている。
本リリースは、リアルタイムコミュニケーションの新標準規格「WebRTC」のAPI、「getUserMedia API」をサポート。これにより、プラグインなしでWebアプリがWebカメラやマイクにアクセスできる。また、本リリースでは15件の脆弱性(うち6件が重要度「High」)が修正されており、2件について脆弱性情報の提供者に報酬が支払われた。
Google Chrome は、Windows版、Linux版、Mac版ともにWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)