オープンソース

「Fedora 17」リリース

Fedora Projectは5月29日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 17」(コード名Beefy Miracle)を正式リリースした。

Fedora 17では、カーネルにLinux 3.3.4を搭載。また、デスクトップ環境にGNOME 3.4およびKDE 4.8、XFCE、LXDEを採用するなど、最新のアプリケーションが取り入れられている。また、ブートローダがGRUB1からGRUB2に変更された。GNOME 3.4に更新された上で、より多くグラフィックカードに対応したという。その他、Java EEアプリケーションサーバ「JBoss Application Server 7」が搭載されたほか、仮想化管理プラットフォーム「oVirt」も採用されるなど、さまざまな新機軸が採り入れられている。

対応アーキテクチャはx86とx86_64。Fedora 17のインストールメディアISOイメージは、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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リリースノート(日本語訳)