オープンソース
Google、Webブラウザ「Google Chrome 19」の安定版をリリース
Googleは5月15日(現地時間)、WebブラウザGoogle Chromeの最新版「Google Chrome 19.0.1084.46」をリリースした。「Google Chrome 19」の安定版(Stable)リリースとなる。
Google Chromeは、WebKitエンジンを搭載したWebブラウザ。Webページの表示速度が速い、タブごとに1つのプロセスが割り振られる、などの特徴がある。Windows版、Linux版、Mac OS X版、それぞれのOSに対応した版が公開されている。
Google Chrome 19では、他端末のGoogle Chromeで開いているタブを別端末でも開く機能が追加された。Googleアカウントにログインした状態であれば「その他のデバイス」ボタンから簡単に開くことができる。この機能は、Android 4.0向け「Android版Google Chromeベータ版」にも搭載されている。また、本リリースでは20件の脆弱性(うち8件が危険度「High」)が修正されており、9件について脆弱性情報の提供者には報酬が支払われた。
Google Chrome は、Windows版、Linux版、Mac版ともにWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)