オープンソース

Linux上でWindowsアプリケーションを動作させるソフトウェア「Wine 1.4」リリース

Wine HQは3月16日(現地時間)、x86アーキテクチャ上の LinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェアWineの最新版、「Wine 1.4」をリリースした。「Stable」(安定板)リリース。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

Wine 1.4は、グラフィックに新しいDIBエンジン(Device Independent Bitmaps Engine)を採用しており、Xサーバへの負担を軽減している。また、オーディオなどにも変更が加わっているほか、数多くの変更が加わっている。

Wine 1.4は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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